地域の人事部つなぐの取り組み―人と企業をつなぎ、地域の未来を育てる

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採用だけでは終わらない。働く人のやりがいを育み、地域の未来をつくる――。

「地域の人事部つなぐ」は、令和7年度、自走化のスタートを切り、新たなメンバーと連携しながら、人材採用支援、若手社員の定着、副業兼業人材の活用、そして高校生へのキャリア教育まで、幅広い取り組みを展開しました。本コラムでは、その挑戦と成果をご紹介します。

1. 人材採用支援 ― 地域企業と求職者をつなぐ

人手不足が深刻化する中、関係機関と連携し、企業の採用ニーズを丁寧にヒアリング。さらに、各社の採用支援サービスを紹介し、企業と人材のマッチングに向けたサポートを行いました。採用は企業の成長の第一歩。こうした連携により、地域企業がより良い人材と出会える環境づくりを進めています。

2. 若手社員のエンゲージメント向上セミナーと1on1面談

採用後の課題は「定着」です。そこで、若手社員の「やりがい」「働き甲斐」を高めるためのセミナーを、10月27日(月)・11月21日(金)に開催し、9社16名の参加のもと、定着・育成に取り組みました。さらに、一歩踏み込んだ支援として、国家資格キャリアコンサルタントを「エンゲージメントファシリテーター」と認定し、参加者への1on1面談を実施。第三者視点でのキャリア相談により、「セミナーで他社の人と出会い刺激を受けた」「自分のありたい姿、職場の改善を考えるきっかけとなった」といった声が寄せられています。

3. 副業兼業人材のマッチングイベント

新しい働き方への対応として、長野・茨城・新潟・富山、各県の関係機関が連携し、副業兼業人材のマッチングイベントを12月10日(水)にオンライン開催しました。4県から10社が参加し、約50名の副業兼業人材との出会いを創出。企業にとっては新しいスキルや知見を取り入れる機会となり、人材にとってはキャリアの幅を広げる場となりました。

4. 高校でのキャリア教育 ― 地域の未来を育てる

地域の未来を担う高校生に向けて、9月24日(水)に「仕事をする・働く目的を考える」「仕事ができる自分でいるために必要なことを考える」をテーマにグループワークを実施しました。高校生からは「働くことの意味を考えるきっかけになった」「地元で働く選択肢を知った」といった声が寄せられ、地域と若者のつながりを強化する取り組みとなりました。

5. 地域の人事部協議会と特別講演

地域の人事部協議会を9月12日(金)に開催し、「地域の人事部」進捗状況と令和8年度に向けた取り組みを共有しました。さらに、日本商工会議所からの地域の人事部に対する取り組みについての説明、松本市からの総括をいただき、地域全体での連携強化を確認しました。協議会終了後には、「人材が会社を成長させるとはどういうことか」をテーマに講演を実施。人材育成の重要性を再認識する貴重な機会となりました。

まとめ

令和7年度、「地域の人事部つなぐ」は自走化を果たし、企業と人を結び、地域の未来を育てる活動を続けてきました。令和8年度も、採用支援や人材育成、副業兼業の活用をさらに進化させ、地域の活力を高める取り組みを行ってまいります。また、自己財源確保に向けた事業も考えていきます。今後も皆さまのご期待に応えられるよう、挑戦を続けます。

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